朝ラン、京都マラソンの鬼のようなコース案

一昨日は8℃、昨日は11℃、今朝は予報で13℃で、少しずつ寒さが緩んできている。それでも、起きたときは寒く感じたので、Tシャツの上にジャージを着て走ることにした。
走り始めて20分もすると、Tシャツだけでも良かったかな、と思えるくらいに温まってきたが、鴨川沿いで風があたると冷えてくるので、ジャージを着ていてちょうど良かったくらいかも。
日の出が遅くなってきたので、随分走らないと暗いままである。対視認性を考えると、百均あたりでランニングキャップの縁に止められるようなLEDランプでも買って、暗がりラン用に使った方がいいかも。
今朝の京都新聞に、京都マラソンのコース案が掲載されていた。
スタート後しばらくすると、桂川を遡るのだが、北風がまともにあたるので天候が悪いと寒さが身にしみる序盤になりそうだ。その後は観光道路を竜安寺や金閣寺目指すようになっているのだが、広沢の池から福王子交差点までの間は勾配の変化が大きく、足腰への負担が大きそうだ。
上賀茂神社から北山通りに来るあたりはまだましだが、中間地点手前に狐坂がコースに入っていて、ご丁寧にここを折り返し後も通るようになっている。確かにここは見晴らしが良いのだが、ここを走るのはかなり厳しく、まだ中間地点前後なので、後半に響いてくると思う。
中間地点から数キロの間に折り返しポイントが立て続けに3箇所出てくるのもランナー泣かせとなりそうだ。後半には鴨川河川敷も組み込まれていて、普段からここを走っている自分自身には慣れたコースとなるのだが、問題は河川敷から市道に上がり、市道から河川敷に下りたりと、直角にコースが折れる箇所が連続することだ。河川敷コースが終わると、大文字を仰ぎつつ、銀閣寺目指して走るのだが、これも行きは上り、折り返し後は下りになり、疲れている体には仕打ちになりそうだ。終盤になって、ようやく勾配差もなく、比較的大きな交差点での右左折で、ゴールは平安神宮となっている。
これはコース決定に陸協の方々の意見が汲み入れられていないのではないだろうか、と思える愚案と感じる。交通規制の影響を出来るだけ少なくし、観光地をより多く巡り、応援者や観覧者の観光地での消費拡大も期待、と言った事情で練られただけで、ランナーへの身体的な負担は考慮されていないように思う。多少の勾配や、鋭角な折り返しはやむを得ないとしても、コース中に何度も出てくるのはマラソンコースというより、舗装路でのクロスカントリーのようだ。
市民意見を募り、ということなので何らかの意見を出そうとは思うが、このコース案がそのまま採用されるのは勘弁して欲しい。
ラン:13km
5:00の気温:12.9℃

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